100回目の日記
おはようございます♪
北部住宅サービスのti-da blogを始めて2年と2ヶ月が経とうとしております。
月日が経つのは早いものですね!
私(けんた)の日記も今回で100回目の節目を迎えることになりました☆
まさかココまで続くとは、さすがに想像してませんでした。
私だけが創り上げたものではありません。
記事を読んでくださっている読者の皆様やお客様があってのblogだと私は思ってます。
実は私、顔に似合わず詩を書くのが好きなんです。
今日だけは100回記念に詩を書いてみたいと想います。
『島』
詩,kenta
限りなく透明に近い空の水色
限りなく透明に近い海の水色
守っていきたいこの島(ふるさと)
耳を澄ませばどこからともなく聞こえてくる
三味線の独特の音と
蝉の大合唱
今宵だけのコンサートが始まった
風が吹き
さとうきび畑が風と共に奏でる
ハイビスカスが肩組んで踊ってる
ハイビスカスの蜜を吸う蜜蜂はバックコーラスでチューチュー唄う♪
屋根の上からはめじろ自慢の美声を披露する
おじぃはにんまり笑って
水色の世界を楽しむ
おばぁが台所でグツグツコトコト・・
懐かしのふるさとの味が家中を包み込む
おじぃは唄う
悲しみの戦争を生き抜いた昭和を思い出しながら
死に別れした子を悔やみながら
それでも私は生きている
満面の笑みでおじぃは三味線片手に唄う
しわの数だけ優しくなれる
しわの数だけ人は子供に戻る
しわの数だけ幸せを噛み締める
そう私は80歳を過ぎたおじぃ
島を愛したおじぃの戯言
おばぁを60年間愛したおじぃの瞳は
とっても小さく少し青混じりの瞳だった
台所の奥からおばぁの声が聞こえた
もう12時過ぎてる
三味線を置き
蝉達は合唱をピタリと止め
さとうきび畑から吹き抜けた風は山奥へと帰った
ハイビスカスは何食わぬ顔して日光浴
蜜蜂は仲間達のいる家へ帰る
めじろは東を目指して旅に出かけた
1秒・・・また1秒・・・過ぎていく時間の中で
おじぃとおばぁは
無言で声になる前のキャッチボールを続ける。
おじぃとおばぁの一日
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